社長の気まぐれ日記
2007.10.30 健康住宅
今日も朝のうちは晴天だったが、午後から曇りだして午後4時頃にはかなり暗くなってきました。
仕事のほうは、天然素材(天竜杉フローリング厚30mm)が入荷、給、排水、給湯の配管工事が始まった。
*住み継ぐ家、壊したくない家 NO3
80年前の米国大恐慌に学ぶ
1933年、米国を大恐慌が襲った。新設住宅着工はピーク時の93万個から97000個に急落した。10分の1になってしまったのだ。この中で生き残ったのが長持ちし、良いデザインの住まいだったのだ。
米国政府は中産階級の住宅需要を喚起するためにニューディール政策の一環として連邦住宅局(FHA)を設立し、大規模な住宅金融の助成を行った。資金力が乏しい者に対して、政府が債務保証をすることにより低金利で長期の融資を実現したのだ。この融資保証で米国の住宅市場は1940年には60万3000戸まで回復した。ただ、ここで見逃すわけにいかないのが、保証対象となる建物の審査基準である。FHAは大不況後にもかかわらず、建物の性能、デザイン、近隣環境に対するまで厳しい基準を設けて、住環境全体を向上させようとしたのだ。デザインの評価基準など、将来見込まれる転売のための市場価値を明確に念頭においていた。
この基準は?建物評価?近隣評価?近隣に対する建物の関係評価?債務者の評価?融資方法の評価の5つから成っている。いずれも疎評価軸は100%を上限とし、いくつかの採点項目に分かれ、5段階で評価される。例えば、「建物評価」は適合性(配点30%)、機能性(同35%)耐久性(同35%)の3項目に区分され、それぞれがさらに細かく分かれる。適合性では配置計画、建物のデザイン、気候への適合度に分かれ、このうち配置計画の配点が最も大きく15%。また機能性では快適性が15%、耐久性では構造の安全度が20%と配点ウエートの高さから重要度をうかがい知ることができる。ちなみに1項目でも却下の評価を受ければ融資保証は得られなかった。
さらに具体的に「建物評価」の採点事例を見てみる。「構造の安全度」については骨組み材料の強度とその組み立て方法の問題点が指摘され、「デザイン」は特別なスタイルでなく、長い将来にわたって一般市場に受け入れられるかどうかが重視された。「自然光と換気」では建物の向き・配置が通風に最適であること、開口面積が適切であることが求められている。また「デザインは純粋なデザインの評価というよりも、常に市場価値の観点から、あるいは長期にわたって魅力的であり続けるかどうかといった観点から評価される」のコメントもある。資産価値、市場酢地重視がはっきり分かれる。
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